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  <title>いくそす。～2.5次元で萌と賛美を叫ぶ～</title>
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  <description>聖書二次創作・キリスト教教派擬人化ＢＬ専門サークル「いくそす。」のＨＰ。
腐ったクリスチャン略して腐リスチャンが、腐教（布教ではない）の為に日夜東奔西走するだけの簡単な活動をしています。ここでは主に擬人化ＢＬを置きます。
療養のため各地にはかつき（骨林頭足人）が行ってくれてます。本のご感想はゲストブックか、巻末のメッセージのコードからお願いします。</description>
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  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <title>ゲストブック～キリスト教教派擬人化ＢＬ～</title>
    <description>
    <![CDATA[こちらは主にサイトで連載している擬人化ＢＬについてのゲストブックになります。<br />
　当該小節にコメントされていてもコメントは返しますが、なるべくこちらにお願いします。<br />
　運が良ければ、推し擬人化が投稿してくれるかも？]]>
    </description>
    <category>ゲストブック</category>
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    <pubDate>Wed, 31 Dec 2025 14:59:59 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>ゲストブック～聖書二次創作～</title>
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    <![CDATA[こちらは「いくそす。」の発行している同人誌についての感想や質問を受け付けます。<br />
　必要に応じて、小説の中から任意の誰かが出てくるかも？]]>
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    <category>ゲストブック</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF/%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BD%9E%E8%81%96%E6%9B%B8%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%89%B5%E4%BD%9C%EF%BD%9E</link>
    <pubDate>Wed, 31 Dec 2025 14:59:59 GMT</pubDate>
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    <title>萌えルヤ！ </title>
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    <![CDATA[<a title="" href="http://pola.side-story.net/萌え文/ルビーのストラ-%EF%BC%97-">⑦</a>　こちらでは、<strong>キリスト教教派擬人化ＢＬ</strong>のSSをまとめています。<br />
　現在は男の子が掘られていたらとりあえずＢＬという感じです。史実ネタを多く含みます。<br />
　当ブログのコンテンツは全て自己責任とさせて頂いております。あくまでも娯楽としてお楽しみください。<br />
<br />
単発<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/エラスムスの卵">エラスムスの卵</a>初代さんとローマンくんと、赤ちゃんの話。<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/マドンナに乾杯">マドンナに乾杯</a>　ローマンとコンスタンティン。ローマン兄やん、うっかり<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/ディディモと呼ばれるジェミニ">ディディモと呼ばれるジェミニ</a>　コンスタンティンと初代さん。ちょっとアダルティな雰囲気。<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/merry christmas for dear">merry christmas for dear</a>　クリスマスは大切な人と一緒に。<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/マグダラの前夜">マグダラの前夜</a> 　ローマンとマーティン。宗教改革直前のある夜。<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/昨日も今日も変わらない">昨日も今日も変わらない</a>　オールキャラ。年の瀬の話。<br />
<a href="http://pola.side-story.net/萌え文/四月のテオフィロさん達">四月のテオフィロさん達</a>　オールキャラ。四月バカは楽しかったようです。<br />
<a href="&quot;http://pola.side-story.net/萌え文/安酒&rdquo;">安酒</a><br />
　東西教会。わびしさについてのお話。<br />
<br />
&darr;R18&darr;<br /><br /><a href="https://pola.side-story.net/%E3%81%BC%E3%81%9D%E3%81%BC%E3%81%9D/%E8%90%8C%E3%81%88%E3%83%AB%E3%83%A4%EF%BC%81" target="_blank">|´д`)ﾊｧﾊｧ</a>]]>
    </description>
    <category>ぼそぼそ</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E3%81%BC%E3%81%9D%E3%81%BC%E3%81%9D/%E8%90%8C%E3%81%88%E3%83%AB%E3%83%A4%EF%BC%81</link>
    <pubDate>Sat, 31 Dec 2022 14:59:59 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>いくそす。ふぁんぶっくす。Ⅱ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//pola.side-story.net/File/Ixoth_Fan_books2.zip" target="_blank">冠の男本編（特典付き）</a><br />
<br />
※このファイルを閲覧するには、パスワード付zipを解凍できるアプリが必要です。<br />
<br />
パスワード<br />
目次で、Ｐ11から書かれている二つのカッコの、前者の方をローマ字入力<br />
<br />
<a href="//pola.side-story.net/File/Ixoth_Fan_books2_single.zip" target="_blank">いくそす。ふぁんぶっくすⅡ＋特典画像</a><br />
<br />
※このファイルを閲覧するにも、パスワード付zipを解凍できるアプリが必要です。<br />
<br />
パスワード<br />
奥付にある上から２行目の数字]]>
    </description>
    <category>商品説明</category>
    <link>https://pola.side-story.net/goods/%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%99%E3%80%82%E3%81%B5%E3%81%81%E3%82%93%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%99%E3%80%82%E2%85%A1</link>
    <pubDate>Sun, 21 Feb 2021 15:00:00 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>Alleluia MOEluia BLuia！　キリスト教宗派擬人化ＢＬ　～カルペ・デイ～　購入者特典</title>
    <description>
    <![CDATA[お買い上げ真にありがとうございます。以下のリンクに飛び、奥付にあるパスワードを入力してください。<br />
こちらは対面電書のサービスではありませんので、無期限です。<br />
<br />
<a href="//pola.side-story.net/File/amb_01a.zip" target="_blank">カルペ・デイ１</a><br />
<a href="//pola.side-story.net/File/amb_01b.zip" target="_blank">カルペ・デイ２</a>]]>
    </description>
    <category>商品説明</category>
    <link>https://pola.side-story.net/goods/amb_01</link>
    <pubDate>Tue, 01 Dec 2020 15:00:00 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>いくそす。ふぁんぶっくす。Ⅰ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="http://pola.omegumi.com/Iscariot-guide.zip" target="_blank">いくそす。ふぁんぶっくす。Ⅰ</a><br />
<br />
※このファイルを閲覧するには、パスワード付zipを解凍できるアプリが必要です。<br />
<br />
<br />
<br /><br /><a href="https://pola.side-story.net/goods/%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%99%E3%80%82%E3%81%B5%E3%81%81%E3%82%93%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%99%E3%80%82%E2%85%A0" target="_blank">パスワードはこちら</a>]]>
    </description>
    <category>商品説明</category>
    <link>https://pola.side-story.net/goods/%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%99%E3%80%82%E3%81%B5%E3%81%81%E3%82%93%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%99%E3%80%82%E2%85%A0</link>
    <pubDate>Sun, 29 Dec 2019 15:00:00 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>完売御礼</title>
    <description>
    <![CDATA[「カリオテの男」に続き、「冠の男」も、去る二〇一九年十一月のイベントにて完売したとの報告がきております。ブログ記事を上げるのが遅くなり申し訳ございません。アンソロジー作品の執筆をしておりました（まだ途中）（しかも二本）。<br />
　さて、「冠の男」が、何故こんなにも記事が遅くなったのかと言いますと、理由があります。<br />
<br />
<strong>「カリオテの男」と比べてドラマチックな思い出がない。</strong><br />
<br />
　そもそも「冠の男」の構成を思いついたのは、今でも親交のある、矢追教会のある神学者が、聖書について講義をしていたときに、「ステファノは史上初の助祭で、パウロとは兄弟弟子だったという説があります。」と仰った、この一言だけなのです。<br />
　「兄弟弟子で殺し合い？　素敵やん！！　えっちじゃん！！　絶対掛け算出来てる奴！！！」と、かつき（not骨林）と盛り上がり、一気に書き上げました。カリオテの男を完結させた直後だったこともあり、両作品には世界観の繋がりはありませんが、非常に近い空気、価値観で書かれてあります。<br />
　イスカリオテのユダが「鳩の姿の神の使い」として登場したのは、この作品が初となります。意地でもユダを入れたかったんです。仕方ないね。推しだからね。<br />
　また、ユダの「裏切り」と、パウロの「殺害容認」をかけたかったのもあります。この辺りは非常に微妙な風体でして、といいますのは、ユダはプロテスタントなら大体悪役なのですが、パウロは東西を問わず、まともなキリスト教ならほぼ全てで尊敬されています。加えて、彼の学術的価値は非常に高く、彼がキリスト教を作ったと言っても過言ではないほどです。<br />
　しかし当然ながら、両者は神の前に罪人であり、その差を誰よりも分かっていたのはパウロです。後世の人間からどれだけ尊敬されても、彼が人を殺す事に賛成していたのは事実です。<br />
　パウロ書簡（パウロの手紙シリーズ）以外でパウロが否定的に書かれているのって、このステファノが死ぬシーンくらいなのです。それは多分、初代教会が原始教会からの伝統を継ぎ、パウロに忖度したんではないか、と思うのです。<br />
　けれども、それが一体何だと言うのでしょう。断罪でしか救えない罪というのもあるのです。裁かれなければ穏やかになれない後悔というのもあるのです。<br />
　それは今日の自殺幇助型社会に生きる我々には、身につまされて実感できる事ではないでしょうか。「貴方は悪くない」という言葉が、どれほど重く、残酷で、絶望に満ちているか。どうしようもない怒りが自分に向いているのなら、その怒りを宥めるのではなく、共有して責めて欲しい。例えそれが、他ならぬ自分であったとしても。<br />
　本編ではそのような問いかけに対して、『悲しむ優越感』という形で表現してみましたが、伝わりましたでしょうか。<br />
<br />
　あと、特筆すべきと言えば、やっぱりアレですね。<strong>「このハゲー」の本について。</strong><br />
　このシーンはガラテア２：１１という所に実際に出てくる<strong>包茎が神の前に正しいか正しくないか</strong>という論争について、パウロ（書き手側）がガチギレしたことが書かれています。ただ、この本の初稿は二〇一二年、「このハゲー」は、二〇一七年の頃の事ですので、私の方が先に書いています。<br />
　ということはつまりどういうことかといいますと、<strong>「冠の男」を「このハゲーの本」と売り出すアイディアは骨林です。</strong>天才かと思いましたね。二千年の時を越え、時事ネタに繋げるとは。ちなみによく売れたそうです。<br />
<br />
　反省点としましては、「カリオテの男」が一人称で終始「先生」しか見ていなかったのに対し、「冠の男」では、多くの登場人物に関心が向いていますので、和名が乏しかったことでしょう。パウロの弟子は作中では、ルカ、マルコ、テモテなど居るのですが、今読み返してすぐに人名を思い出せません（え）。資料サイトが閉じちゃったのよね&hellip;&hellip;&hellip;。<br />
<br />
　何はともあれ、これにて完売は二作目。「カリオテの男」は第二版という形で、豪華特典と一緒に再販になりましたが、「冠の男」の再販はかなり絶望的です。誠に申し訳ないのですが、DL版でのご提供のみとさせて下さい。<br />
　いえ、出来ればお届けしたいし、骨林にも努力させたいんですが、<strong>父の部屋が私の本で占拠されてるのをみたら流石に&hellip;&hellip;&hellip;。</strong><br />
<br />
　報告によりますと、三作目「双子の男」が、五部を切っているそうです。三千円の鈍器が先か、お試し短編集が先か、はたまたワンコインの叙情詩が先か、少し楽しみです。<br />
<br />
　それではこの辺りで失礼します。うー、原稿疲れでおしりがいたい&hellip;&hellip;&hellip;。パウロ書簡を書いていた弟子も、おしりが痛くなったんでしょうか？<br />
<br />
2019/12/16　PAULA0125]]>
    </description>
    <category>ぼそぼそ</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E3%81%BC%E3%81%9D%E3%81%BC%E3%81%9D/%E5%AE%8C%E5%A3%B2%E5%BE%A1%E7%A4%BC_427</link>
    <pubDate>Mon, 16 Dec 2019 14:48:53 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ロマンが1つ</title>
    <description>
    <![CDATA[中国愛国教会に、我らがメークイン教皇が司祭を派遣して下さいましたね！<br />
迫害されることだけが信仰ではないし、国を愛する心と神を愛する心は同じです。<br />
<br />
…<br />
……<br />
………<br />
<br />
個人的にこの後地下教会と対立しないか心配ですが、それによって派閥が増えたら擬人化します(台無し)]]>
    </description>
    <category>萌え文</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E8%90%8C%E3%81%88%E6%96%87/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%8C1%E3%81%A4</link>
    <pubDate>Thu, 29 Aug 2019 22:41:16 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>我が愛しき鐡の鷲</title>
    <description>
    <![CDATA[　私が持っている1番古い記憶は、私がまだ世間に認知される前、独り立ちを間近に控えた、直系の長兄と散歩に出た時のことだった。<br />
　私は自分に、時同じくして生まれた兄弟がいることは知っていたが、まだあったことは無かった。実際、生まれたという知らせと消えたという知らせが、同時に来た時もあって、私達は―――有り体にいえば選別されているような状態だった。<br />
　私は、兄弟全員をまとめる役目を仰せつかった長兄と、1番土地的に近い場所に生まれたので、長兄――マーティン兄弟と1番親しかった。少なくとも、彼と私が同一視されてしまうくらいには。<br />
　マーティン兄弟は、私を連れて散歩に行くと、いつも難しい顔をしていた。マーティン兄弟は私の最初の先生であるマルティン・ルターと共に、なにか難しいことを語り合うために、市井に出ていたようにも思う。<br />
　その日、1人のホームレスが、朝から酒を飲んで酔っ払っていた。彼はどこからかお金を拾っているらしく、小金持ちで、酒に事欠かなかった。けれどその日は、マーティン兄弟は虫の居所が悪かった。いや、ルター先生の方だっけ。とにかく、どちらかが、彼に声をかけた。<br />
　「なんだい、昼間から酒浸りで。堕落しきった生活を改めないと、煉獄から出られないぞ」。そんなようなことを言った。するとそのホームレスは、ピラピラと数枚の紙切れを見せびらかして言った。「なァに、あたしにはこれがあるから、絶対に天国行きよォ」。「なんだい、その紙切れ」。「め、め、め…ええと、なんだったかな。とにかく、こいつを教会で買えば、罪を買い取ってくれるんだ。あたしゃ年で、教会を建てる労働なんて出来ねぇから、いやぁー、ありがてぇありがてぇ」。<br />
　ヒラヒラ風にそよぐ紙切れを拝んでいるのを見て、私は唐突に理解した。<br />
　私は大兄ローマン・カトリックに仕える修道女ではない。堕落した大兄を討ち、真なる神の組織として新しく教会を立てる、その始まりを担う為に生まれたのだと。私はマルティン・ルターを牧師として、自律と自制と、組織を排した福音主義の体現として、ヨーロッパに名乗りを上げた。<br />
　程なくして、イギリスにカルヴァンが、フランスにユグノーが、やはり同じようにして名乗りをあげた。スイスにもツヴィンクリという人がいたが、何故か気づいたら猫になってカルヴァンの家にいた。ついでにユグノーも、いつまにかカルヴァンの元にいた。<br />
　かくて、長老派の頭としてカルヴァンが、福音派の頭として私ルーテルが。そして私たちや、小さくこまごまとした赤ん坊の全てを纏める存在として、長兄マーティンがヨーロッパにその名を轟かせた。<br />
　私達は神の意思で生まれたのだと確信していた。堕落した大兄の時代は終わる。私たちが、彼が怠惰と金で治めたヨーロッパを、福音と愛で治めるのだ。そう信じた私達は、大兄へ宣戦布告をした。人々は私たちを、プロテスタント(抗議者たち)と読んだ。<br />
　大兄は戦争を止めない。何故なら始める側だから。だから私達は抗った。<br />
　いつからか、大兄の顔をラジオや新聞で見ることさえ嫌った。もしその時、何も知らない友人が、大兄と親しくしていたら、私達はその人と二度と口を聞いてはならなかっから。<br />
　そうして、実に400年以上、私達は対立を深めて行った。<br />
<br />
※<br />
<br />
「フラウ！ フラウ！ ドアを開けてくれ！」<br />
<br />
　雨の夜、酷く不愉快な耳鳴りがしていた。急き立てられるような不安から逃れようと神に祈っていると、扉が激しく叩かれた。今私が身を寄せているこの家の主は、確か今日、何かの集会に行っていた。<br />
<br />
「早く早く！」<br />
「はいはい、夜も遅いんだからそううるさく―――きゃあ！」<br />
<br />
　扉を開けた途端、部屋の主と、もう1人若い男がなだれ込んできた。雨水を吸った外套に包まれた、若い白人だ。<br />
<br />
「閉めて閉めて、早く！」<br />
「どうしたの、まったく…」<br />
<br />
　彼らも何かから逃げようとしているのかもしれない。外を念の為確認したが、誰もいなかったので、扉を閉めた。<br />
<br />
「フラウ、彼は怪我人なんだ、その、ひどく酷くされてて、だからその…」<br />
「怪我人ならそんなに騒いだら―――…！！！」<br />
<br />
　体が粟立った。<br />
　口から雑言が飛び出す前に、その白人の髪の毛を掴み、外へ捨てようと体が動く。マルティンが何か言って私を止めている。<br />
　きもちわるい。<br />
　きもちわるいきもちわるいきもちわるいこいつはいけないここにいたらいけないせきにんをとらせなくてはせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにんせきにん<br />
<br />
「フラウ、フラウ待ってくれ！　話を聞いてくれ！」<br />
「どうして邪魔するのよ、よりにもよってこんなネズミを！ ペストが流行ってる時代にネズミを放逐するよりタチが悪いドブネズミよ！！」<br />
「待って、違うんだ、彼は、」<br />
「神の輩の家にサタンは入れられないわ、早く捨てるのよ！」<br />
「でも、でも」<br />
「でもじゃない！　あなた、ルーテル派(わたしのなかま)じゃないの！　なんでそんなやつを！！」<br />
「だって、だって、苦しんでたから…」<br />
「そんなの演技に決まってるでしょ！！　忘れたの、カトリック(こいつ)がヒトラーになんと言って―――」<br />
<br />
　そこまで言った時、突然奴が激しく咳き込んだ。うえ、と、僅かに白く濁った液体を吐き出す。くつろげるソファに粗相をされた気分になり、私は勝手にしろと自分の部屋に飛び込んだ。<br />
　分かっている。今のは私が悪い。<br />
　あいつとは、宗教改革や三十年戦争の折に、先生を通してあったことがある。だから、あいつの教義(かんがえ)は、肌で感じ取れる。<br />
　だけど、何かが確かにおかしかった。なんというか、濁っている。連中がどす黒い欲望に染まった組織主義者だからというのではなく―――なんというか、今の彼は、ただ、私や長兄のような、ただの教会じゃないのだ。そこになにか、思想的な混ざりものがある。利権や強欲で混ざったのではない。私たちの存在する定義に濁りがある。<br />
　私たち(プロテスタント)は、そんな濁りから神の民を守るために立ち上がった。もしかしたら、あいつにはそんな度胸も勇気もないのだろうか。いや、それにしても、自分の聖域くらいあるだろう。自分の核になる、自分を自分と定義するもの。そこが侵されてるようだった。<br />
<br />
「…身から出た錆よ。知らないわ」<br />
<br />
　あいつと交流を持ったら、このドイツで私は仲間を導けなくなってしまう。相手は普通の人間じゃない。決して改宗することも、転回することもない。放っておいて、いいはずなのだ。<br />
<br />
※<br />
<br />
　マルティンは私の反対に明確に反抗はしなかったが、「可哀想だから」となんとか私を宥めようとした。私はというと、宗教家として民を導くことを忘れ、混ざりものに成り果てた者に軽蔑こそすれ、同情するなんて有り得なかった。<br />
　した所でどうなるというのだ。彼の在り方は変わらないのに。<br />
<br />
「フラウ！　彼を許してくれるのかい？」<br />
<br />
　彼を寝かせている部屋の前で様子を伺っていると、マルティンが嬉しそうに私の肩を叩いた。<br />
<br />
「そんなわけないでしょ。私たち(プロテスタント)がカトリックに抗議(プロテスト)することを止めたら、この世に神の救いがなくなるわ」<br />
「そうかい？　でも気にはしてくれているんだろう？　まだ寝てるだろうから、寝顔だけでも…」<br />
「気軽に言わないで！　あなた達は本で読んだ程度でしょうけど、私は当事者なんだからね！」<br />
<br />
　私はそう言って、その場を去った。<br />
　私たちの口論が気付けになったのか、その日に彼は目を覚ましたという。]]>
    </description>
    <category>萌え文</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E8%90%8C%E3%81%88%E6%96%87/%E6%88%91%E3%81%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%8D%E9%90%A1%E3%81%AE%E9%B7%B2_423</link>
    <pubDate>Wed, 10 Jul 2019 11:18:19 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>菊華紫苑</title>
    <description>
    <![CDATA[かつき(友人代理)こと、骨林頭足人が、このほど小説家「菊華紫苑(きくか　しおん)」としてKindleデビューしました。<br />
今はライト向けですが、本来エンドユーザー向けの小説を書いてる子です。<br />
アンリミテッドであれば無料で読むことが出来ます。<br />
<br />
<a title="" href="https://www.amazon.co.jp/s?i=digital-text&amp;rh=p_27%3A%E8%8F%8A%E8%8F%AF%E3%80%80%E7%B4%AB%E8%8B%91&amp;s=relevancerank&amp;text=%E8%8F%8A%E8%8F%AF%E3%80%80%E7%B4%AB%E8%8B%91&amp;ref=dp_byline_sr_ebooks_1">菊華紫苑</a><br />
<br />
尚、混乱防止の為に申し上げておりますが、<br />
実はわたしパウラも同じ名前を使っていたことがあります。端末が一つしかなく共有していたんですね。<br />
今は私が名前を改めてますので、混同しないようにお願いします。<br />
<br />
&hellip;まあ、あの子に聖書二次創作は書けないから、大丈夫だとは思うんだけど、念のため、ね♪]]>
    </description>
    <category>ぼそぼそ</category>
    <link>https://pola.side-story.net/%E3%81%BC%E3%81%9D%E3%81%BC%E3%81%9D/%E8%8F%8A%E8%8F%AF%E7%B4%AB%E8%8B%91</link>
    <pubDate>Thu, 02 May 2019 23:12:21 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">pola.side-story.net://entry/422</guid>
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