"ぼそぼそ"カテゴリーの記事一覧
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⑦ こちらでは、キリスト教教派擬人化BLのSSをまとめています。
現在は男の子が掘られていたらとりあえずBLという感じです。史実ネタを多く含みます。
当ブログのコンテンツは全て自己責任とさせて頂いております。あくまでも娯楽としてお楽しみください。
単発
エラスムスの卵初代さんとローマンくんと、赤ちゃんの話。
マドンナに乾杯 ローマンとコンスタンティン。ローマン兄やん、うっかり
ディディモと呼ばれるジェミニ コンスタンティンと初代さん。ちょっとアダルティな雰囲気。
merry christmas for dear クリスマスは大切な人と一緒に。
マグダラの前夜 ローマンとマーティン。宗教改革直前のある夜。
昨日も今日も変わらない オールキャラ。年の瀬の話。
四月のテオフィロさん達 オールキャラ。四月バカは楽しかったようです。
安酒
東西教会。わびしさについてのお話。
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「カリオテの男」に続き、「冠の男」も、去る二〇一九年十一月のイベントにて完売したとの報告がきております。ブログ記事を上げるのが遅くなり申し訳ございません。アンソロジー作品の執筆をしておりました(まだ途中)(しかも二本)。
さて、「冠の男」が、何故こんなにも記事が遅くなったのかと言いますと、理由があります。
「カリオテの男」と比べてドラマチックな思い出がない。
そもそも「冠の男」の構成を思いついたのは、今でも親交のある、矢追教会のある神学者が、聖書について講義をしていたときに、「ステファノは史上初の助祭で、パウロとは兄弟弟子だったという説があります。」と仰った、この一言だけなのです。
「兄弟弟子で殺し合い? 素敵やん!! えっちじゃん!! 絶対掛け算出来てる奴!!!」と、かつき(not骨林)と盛り上がり、一気に書き上げました。カリオテの男を完結させた直後だったこともあり、両作品には世界観の繋がりはありませんが、非常に近い空気、価値観で書かれてあります。
イスカリオテのユダが「鳩の姿の神の使い」として登場したのは、この作品が初となります。意地でもユダを入れたかったんです。仕方ないね。推しだからね。
また、ユダの「裏切り」と、パウロの「殺害容認」をかけたかったのもあります。この辺りは非常に微妙な風体でして、といいますのは、ユダはプロテスタントなら大体悪役なのですが、パウロは東西を問わず、まともなキリスト教ならほぼ全てで尊敬されています。加えて、彼の学術的価値は非常に高く、彼がキリスト教を作ったと言っても過言ではないほどです。
しかし当然ながら、両者は神の前に罪人であり、その差を誰よりも分かっていたのはパウロです。後世の人間からどれだけ尊敬されても、彼が人を殺す事に賛成していたのは事実です。
パウロ書簡(パウロの手紙シリーズ)以外でパウロが否定的に書かれているのって、このステファノが死ぬシーンくらいなのです。それは多分、初代教会が原始教会からの伝統を継ぎ、パウロに忖度したんではないか、と思うのです。
けれども、それが一体何だと言うのでしょう。断罪でしか救えない罪というのもあるのです。裁かれなければ穏やかになれない後悔というのもあるのです。
それは今日の自殺幇助型社会に生きる我々には、身につまされて実感できる事ではないでしょうか。「貴方は悪くない」という言葉が、どれほど重く、残酷で、絶望に満ちているか。どうしようもない怒りが自分に向いているのなら、その怒りを宥めるのではなく、共有して責めて欲しい。例えそれが、他ならぬ自分であったとしても。
本編ではそのような問いかけに対して、『悲しむ優越感』という形で表現してみましたが、伝わりましたでしょうか。
あと、特筆すべきと言えば、やっぱりアレですね。「このハゲー」の本について。
このシーンはガラテア2:11という所に実際に出てくる包茎が神の前に正しいか正しくないかという論争について、パウロ(書き手側)がガチギレしたことが書かれています。ただ、この本の初稿は二〇一二年、「このハゲー」は、二〇一七年の頃の事ですので、私の方が先に書いています。
ということはつまりどういうことかといいますと、「冠の男」を「このハゲーの本」と売り出すアイディアは骨林です。天才かと思いましたね。二千年の時を越え、時事ネタに繋げるとは。ちなみによく売れたそうです。
反省点としましては、「カリオテの男」が一人称で終始「先生」しか見ていなかったのに対し、「冠の男」では、多くの登場人物に関心が向いていますので、和名が乏しかったことでしょう。パウロの弟子は作中では、ルカ、マルコ、テモテなど居るのですが、今読み返してすぐに人名を思い出せません(え)。資料サイトが閉じちゃったのよね………。
何はともあれ、これにて完売は二作目。「カリオテの男」は第二版という形で、豪華特典と一緒に再販になりましたが、「冠の男」の再販はかなり絶望的です。誠に申し訳ないのですが、DL版でのご提供のみとさせて下さい。
いえ、出来ればお届けしたいし、骨林にも努力させたいんですが、父の部屋が私の本で占拠されてるのをみたら流石に………。
報告によりますと、三作目「双子の男」が、五部を切っているそうです。三千円の鈍器が先か、お試し短編集が先か、はたまたワンコインの叙情詩が先か、少し楽しみです。
それではこの辺りで失礼します。うー、原稿疲れでおしりがいたい………。パウロ書簡を書いていた弟子も、おしりが痛くなったんでしょうか?
2019/12/16 PAULA0125 -
かつき(友人代理)こと、骨林頭足人が、このほど小説家「菊華紫苑(きくか しおん)」としてKindleデビューしました。
今はライト向けですが、本来エンドユーザー向けの小説を書いてる子です。
アンリミテッドであれば無料で読むことが出来ます。
菊華紫苑
尚、混乱防止の為に申し上げておりますが、
実はわたしパウラも同じ名前を使っていたことがあります。端末が一つしかなく共有していたんですね。
今は私が名前を改めてますので、混同しないようにお願いします。
…まあ、あの子に聖書二次創作は書けないから、大丈夫だとは思うんだけど、念のため、ね♪ -
第8回Text-Revolutionにて、拙著「カリオテの男」が、予約・通販分を除き完売しました。ありがとうございます。
「カリオテの男」の初稿は、私がまだ10代の時です。本になる10年近く前でした。
私は幼いころから、ジャネット・ウィリアムズの仲間である祖母に、二世となるための教育を受ける傍ら、それに反発し、私を守ろうとする母の間で育ちました。
母はキリスト教に関しては無知で、それが故に、明確に自身の「正しい」キリスト教に近い教会に通いました。それは多くのキリスト教の識者に「過激派」「異端一歩手前」と言われる様な教会です。
彼らは、私に神に従うことの大切さを教える一方、神に逆らうこと、信じないことの恐ろしさや罪深さを徹底して教えました。通信教育の作文のテストに、「神様を信じているかどうかわからないことが、最近の悩みです」と書いたという笑い話は本当の事なのです。
プロテスタントは、クリスマスをより重要視します。
その故に、私は幼いころから、「死んでくださってありがとうございます」という祈りの文言に非常に戸惑っていました。命が生まれるという喜びを讃美歌で歌うのに、その喜びには常に、拷問死が付きまとうのです。
そしてその拷問死は、イスカリオテのユダがいなければ成り立たなかったものであるのに、私たちはイエスが死んだことを喜ぶのに、イエスが死ぬ手伝いをしたユダを敵視し、呪う信仰を教えました。私は幼いころから、「神様の命令に従っても、地獄に行くのかもしれない」という恐怖の中にいました。
後に母教会となるカトリック矢追教会に来たとき、私はポール神父に一番に「なぜホサンナと迎え入れたその日の内に、群衆は十字架につけろと言ったのか」「なぜ、ユダは地獄に落ちなければならなかったのか」などと様々な問いを投げかけました。ポール神父は、「人の弱さの成せる業」「カトリックは地獄に堕ちたという公式見解は一度も出していないが、教皇がキレて地獄に堕ちると脅したことはある」という答えを返しました。そしてたくさんの質問をフムフムと聞いた後、力強く「知らん!」と言いました。
一見無責任に見えるこの答えに、私は非常に救われました。
「聖書は神様からのラブレター」と教わると同時に、その御意志を完遂することが、進行なのだと教わってきた私にとって、聖書に知らないことが書いてあるのは恐怖でしたし、それを問うことも怖かったのです。そうすれば私は、神様について知らないことがあると告白することになるので、「神を本当に信じていない」と言われてしますからです。
そしてポール神父はこうも言いました。「聖書に書いていないことは、好きに想像していい」「バチカンのローマ教皇の考えに即さなければならない決まりはない」と。
つまり私は、聖書を読んでいて理不尽と感じたことは理不尽と言ってよいし、その救済策を小説として表現してもよいし、自分の信仰を他人に決められることもない、という、これは解放の言葉なのです。
私はそれから、ずっと気になっていたイスカリオテのユダの話を書くことにしました。
それが、「カリオテの男」の初稿です。
私はこの頃、骨林(当時は「友人代理」と表記)と出合いました。
骨林と私の関係は少し複雑なので省略しますが、骨林は同じく小説を書く者として、非常に「カリオテの男」を評価してくれ、謂われるがままに某サイトにアカウントを作り、そこで発表しました。
しかしターゲット層が悪かったのか、「ガリラヤってなに?」「ヨルダン川ってなに?」というあまりにも他に説明のしようがない質問に辟易し、私はひっそりと聖書小説を書くことにしました。
同人誌にしたときも、骨林ですら、売れるかどうかは大勝負でしたが、結果として「刺さった」方は深々と刺さり、ヘビーユーザーになってくださいました。毎回地道に売れていき、一年半で完売することが出来ました。
ひとえに骨林の行動力と、祖母をはじめとした過激派からの英才教育、矢追カトリック教会での数多の学者との出会いの賜物です。
これからも「スタイリッシュ罰当たり」の最先端を行くべく、研鑽と邁進を続けていく所存ですので、どうぞこれからも「いくそす。」と「骨林頭足人」をよろしくお願いいたします。
尚、完売とはいいましたが、「カリオテの男」はまだ読めます。メロンブックスさんで電子書籍版を既に販売しておりますので、気になる方はこちらから購入願います。
追伸、骨林へ。
紙での本が欲しいと言われたら、対応しろよ。
メロンブックス「カリオテの男」 -
ええと、その、ですね………。
USB破損してました。orz
いや、小説は無事だったんです。ただね、ページが大破してます。ホームページのhtmlファイル関係が全部消えてます。てか、これUSB違うんじゃね? と思うくらいに何もない。画像ファイルは漫画は全滅。
つまりですね、ホームページを書き直せない(更新できない)☆
ああ、なんてことだ…。ちょっと小説にかまけてるうちに…orz
「いくそす。」がサークル参加になったり、「かつき」の中の人が変わったりしてるうちに、こんなことになるとは…。
相互リンクの編集をしようと思って気づいたんです…。あわわわわ。
なんか、救済措置がないかないかどうか、ちょっとやってみます。
ん? バチ? ンなわけないっすよHAHAHAHAHA